10月25日、第7回コリアオープン国際テコンドー大会(the 7th Gyeongju Korea Open International Taekwondo Championships)が華やかに幕を開けた。
この数年、技を磨いてきた数千人の選手が韓国最大規模の今回のテコンドー大会でその力を試す。大会組織委員会によると、韓国で開催される様々なテコンドー大会のうち、国際テコンドー連盟(World Taekwondo Federation)が認証したテコンドー大会は、コリアオープンだけだ。
同大会は10月25日~30日の6日間、慶尚北道慶州の室内体育館で開催される。40カ国からやって来た1,600人の選手が参加して競技が行われる。競技種目は、対戦(男女各8階級)と型(個人、ペア複合、団体)に分けられる。
対戦型部門のシニアは、予選から韓国人選手と外国人選手が一緒に競技を行うったが、その他の部門は、韓国人選手と外国人選手を区別して予選を行い、決勝で対戦するようにした。
組織委員会の関係者は、「韓国人選手と外国人選手の力の差は認めざるをえなく、予選はそれぞれ分けて行うことにした。決勝では外国人選手と韓国人選手が対戦するようにし、コリアオープンが国内向けの大会にとどまらないようにしたい」と述べた。
コリアオープン大会組織委員長のチェ・ヤンシク慶州市長は、「昨年、2011慶州世界テコンドー選手権大会(WTF)の開催を成功させた経験を基に、権威のある大会を永久に誘致し、テコンドーのグローバル化と慶州のPRに取り組んでいく」と述べた。
WTFは、世界の人々がテコンドーを楽しみ、テコンドーをもっと身近に感じてもらおうとテコンドーアプリを開発した。7月にテコンドー、8月に韓国語と英語のアプリをアンドロイドマーケットに公開し、10月には中国語、日本語、スペイン語、フランス語バージョンの配信を開始した。
世界テコンドー連盟のキム・イルチュル次長は、「10月7日時点でテコンドーアプリの韓国語と英語のバージョンをダウンロードした件数は、約1万2千件を超えた」と述べた。このアプリは、ハングルと英単語とともにテコンドー関連の動画を配信している。
テコンドー大会とともに、文化体育観光省と世界テコンドー連盟(WTF)などの関係機関は、テコンドーのグローバル化に向けたタスクフォース(TF)チームを編成し、テコンドーをよりグローバル化しようと取り組んでいる。
テコンドー平和ボランティア財団は、世界各地にテコンドーの試演チームとボランティアを派遣し、テコンドーの競技や型、審判の仕方などを教育する事業を行っている。テコンドー平和ボランティア財団のペ・ソンイン事務総長は、「テコンドーの教育は、自然に現地での韓国語と韓国文化のPRにつながっている」と説明した。
テコンドー平和ボランティア財団は、今年上半期に短期で17カ国に80人のボランティアを、中長期で11カ国に11人のボランティアを派遣した。下半期はこれよりも大幅に増員し、130人のボランティアを派遣する計画だ。
NHK BS1
~挑戦者たち~
西村真利愛選手
◎第2弾2017年3月12日放送予定(^-^)
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